これに伴い、大手銀行も貯金の利率を0.1%→0.2%へ引き上げたけど、貯金などヘソクリ程度しかない我が家には全く恩恵はない。そればかりか、住宅ローン金利も上がるのは確実で、2005年夏に家を新築したばかりの我が家には、まさに死活問題である。前にも書いたけど、金利が上がると貯金の利息が増える裕福な方々だけで決められたのではたまらないよねぇ・・・
我が家を買ったときの住宅ローン総額は3,500万円。当時、金利は過去最低水準だったので、店頭金利2.15%(3年固定)で全期間優遇1.10%を適用し1.05%で借りています。35年ローンで返済総額は約4,200万円。金利だけで700万円余分に支払うことになっています。当時はまだ景気回復傾向と言われつつも「3年くらいは金利が大幅に上がることはないだろう」と言われ金利が最低の3年固定で借りました。この低金利で毎月のローン返済額を抑えて、家計に若干の余裕をもたせ、3年の固定期間のうちに繰り上げ返済で返せるだけ返してしまおうという作戦です。その結果、返済開始から1年半ほどの現時点での見通し(皮算用)では、3年間に300万円の繰り上げ返済をし、固定期間終了時にはローン残額は約2,950万円になる予定です。(実際に支払う金額は約650万円。このうち金利分が約100万円)
さて、固定期間終了時点の金利がどうなっているかは誰も解りませんが、1年半前に2.15%だった金利が今年2月現在で2.90%、さらに今回の追加利上げによる影響で来月には3%を超えるとすると、およそ1年半で1%上がった計算になります。今後は夏の参院選までは追加利上げはないと思われるので、仮に固定期間終了時点の金利が1.5%上昇して3.65%になったとすると、金利優遇分1.10%を引いても2.55%(3年固定)。これで残りの32年間元利均等割しても、ローン残高2,950万円に金利分を含めた残りの支払総額がなんと4,300万円に!!当初の支払総額から100万円も増えてる!!・・・この3年間で返した650万円はいったい何だったのか
結果的には当初の作戦が失敗だったように思えますが、実際にはどうなんでしょう?今後の金利の変動状況にもよりますが、当初から35年間固定にした場合の支払総額を超えない場合を「成功」と考えるとしたら、今のところはまだ成功と言えるのではないでしょうか?今4歳の長女が小学校に上がるときには、嫁さんの仕事を辞めさせようと思っているので、それまであと2年間。この共働きの期間中、しかも金利の安いうちに返せるだけ返すという判断は、決して間違えてなかったと思います。当初の固定期間終了後も、やはり3年固定(もしくは2年固定)を選択して余裕があるようなら繰り上げ返済するほうが、結果的には得するような気がします。いずれにしろ最終的に成功したかどうか判断できるのは、全ての返済が終わった時点でしかないんですけどね。
ということで、今回の日銀の利上げは、貯蓄の多い富裕層や年金生活の高齢者を優遇するようなニオイがプンプン漂い、住宅ローンを抱えて懸命に働いてる私たちの世代には最低の金利政策ですね。今後の景気は数値上は上昇しても、庶民の実感としてはおそらく更に後退するはずです。裕福な人はより裕福に、苦しい人はより苦しく・・・まさに格差拡大政策としか思えません。まぁ、福井総裁のような人に庶民感情や住宅ローンの重さなんかは理解できないんでしょうねぇ
※本日の不安度※
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